入れ歯って誰が作っているの?
「入れ歯を作っているのは歯医者さん?」
当院の入れ歯は、入れ歯専門の歯科技工所「近藤義歯研究所」の歯科技工士(国家資格です)さんが作っています。
来る日も来る日も入れ歯を作り、入れ歯の事が大好きな歯科技工士さんのインタビューをご覧ください。
入れ歯が出来るまで
「入れ歯ってすぐできるものなんじゃないの?」
いいえ、かなり大変なんです。
1.現状の診査
検査★(このあと、こちらの詳しい内容を述べます)
設計(どんな入れ歯になるか)
2.治療・抜歯
残っている歯の治療や歯の根の治療、抜歯を行います。部分入れ歯の場合、大事なバネをかける歯となります。
※ここまではBPS/自費/保険、全て同じです。ここから後のプロセスが変わります。
3-1.保険の入れ歯の場合(前述1.2にプラス、5つのプロセス)
A 粘土のような材料(アルジネート印象材)で入れ歯用の型取り
ほとんどが既製のトレー(※1)で取る
↓
B ワックスで噛み合せを取る(ロウ堤(※2))
↓
C 入れ歯の試着:歯の大きさや色、歯並びを確認
↓
D 本番入れ歯のセット
↓
E 本番入れ歯調整/メンテナンス
(※1)
(※2)
3-2自費の入れ歯の場合(BPS以外)(前述1.2にプラス、5つのプロセス)
A オーダーメイドのトレー(※3)を使い、精密な型取りができるシリコン印象材を使い、型取り
↓
B ワックスで噛み合わせを取る(ロウ堤)
↓
C 入れ歯の試着:歯の大きさや色、歯並びを確認
↓
D 本番入れ歯のセット
↓
E 本番入れ歯調整/メンテナンス
(※3)
3-3BPS入れ歯(前述1.2にプラス、9つのプロセス)
A 簡易入れ歯:歯がないタイミングがないように、仮の入れ歯を入れます。
↓
B リハビリ入れ歯の型取り/アゴの位置を決めます(ゴシック・アーチの測定 1回目)
↓
C リハビリ入れ歯の試着:歯の大きさや色、歯並びを確認
↓
D リハビリ入れ歯のセット/リハビリ治療スタート(1~3か月、長い方だと6ヶ月)
↓
E リハビリ入れ歯の調整/メンテナンス
↓
F 本番入れ歯の型取り/アゴの位置決め(ゴシック・アーチの測定 2回目)
↓
G 本番入れ歯の試着:歯の大きさや色、歯並びを確認
↓
F 本番入れ歯のセット
↓
H 本番入れ歯調整/メンテナンス
これだけする!入れ歯の検査
上記★部分、一言でいえば「検査」ですが、その内容は、これだけの事を行います。
入れ歯の種類A 入れ歯@咬合再構成
※噛み合わせの位置がズレた筋肉のリハビリを含む
当院の入れ歯の種類は、実に多種多様です。
ラインナップをご紹介します。
とはいえ、分からないことだらけかと存じますので、どうぞ遠慮なくご質問ください。
費用は、料金表をご覧ください。
1.CCRデンチャー(噛み合わせ回復)
上下ともに多くの歯がない場合の部分入れ歯
本来の噛み合わせや高さに戻すなど、治療効果を高めたい人向けです。
2.BPSデンチャー(吸着・噛み合わせ回復)
上下もしくは片顎/総入れ歯・部分入れ歯
本来の噛み合わせや高さに戻し、違和感なく安定した入れ歯です。
高い治療効果を望まれる方向けです。
3.BPSリハビリ+BPSデンチャー
(吸着・噛み合わせ回復)上下もしくは片顎/総入れ歯・残っている歯が少ない
本来の噛み合わせや高さに戻し、違和感なく安定した入れ歯です。
リハビリ入れ歯を用いた筋肉の回復などにより、高い治療効果を望まれる方向けです。
B 入れ歯@従来製作法※噛み合わせの記録の取り方が今まで同様のもの
1.ノンクラスプデンチャー(1~3歯/片側、樹脂+レスト)
小さな入れ歯を望まれる方向けです。
2.ノンクラスプデンチャー(2~10歯/両側、樹脂+レスト)
金属を使用しない軽い入れ歯を望まれる人向けです。
3.ノンクラスプデンチャー(1~3歯/片側、金属コバルト床)
金属のバネが目立たなくしっかり噛みたい方向け。
4.金属床義歯(5~14歯/両側、金属コバルト床)(ウイングは12,000円増し)
しっかりと噛めて安定感があり、金属バネが目立たない入れ歯を望まれる方向け