インプラント

歯を失った後の治療方法は、3つあります。

  1. 入れ歯
  2. インプラント
  3. ブリッジ

当院では、患者さんのご希望と予算を伺い、最善の方法をご提案します。

院長プチインタビュー

―インプラントについて伺います。歯が抜けた場合の治療は、御院では入れ歯の方が多いですか?

入れ歯は、たくさん歯がない人の選択肢になることが多いです。
例えば、一本だけない場合はインプラントかブリッジがほとんどですね。
割合的には、ブリッジの方が多いですね。

―歯を失った後、どんな治療をしていいのか迷います。

うちは治療の選択肢が多いので、患者さんの状況を見て提案します。
歯周病が進んでいる方にインプラントはお勧めしませんが、入れ歯が嫌なのでどうしても
インプラントにしてくださいという方もます。
患者さんの身体や金銭的な負担を考えてお話ししています。
治療にはそれぞれ利点・欠点があります。インプラントはあくまでも選択肢の一つとして
考えています。

―例えば私の歯が一本ない場合、どのような治療で費用はどれくらいかかりますか?

インプラントは、1本で37万円です。
奥歯でブリッジを白い素材で治療する場合、歯が3本分で165,000円くらいから出来ます。
もちろん保険治療でも可能です。

―・・・確かに。インプラントは両脇の歯を削らなくていいと分かっていても、値段が倍違うと考えちゃいますね。

インプラント以外でも義歯やブリッジの選択肢がありますので心配ないですよ。

―ブリッジが出来ないこともあるんですね。

ブリッジをかけるための奥歯がないと、入れ歯かインプラントになります。
ケースバイケースなので、一緒に相談しながら決めていければと思います。

どういうケースがインプラントに向いているの?

インプラントは「怖い」というイメージが付きまといがちですが、インプラントに向いているケースもあります。

失った歯の両隣が健康な歯の場合

入れ歯は引っ掛ける金具で、ブリッジは健康な歯を削ることで、両側の歯に負担が掛けてしまいます。
インプラントは両脇の歯に負担をかけることはありません。

事故やケガで歯を失った場合

顎の骨がしっかりあるので、インプラントをしっかり入れることが出来ます。

アゴの骨がしっかりある場合

顎の骨がしっかりある(アゴの骨が痩せていない状態)ことで、確実にインプラントを入れることが出来ます。

全ての治療法にメリットデメリットがありますので、それを鑑み治療法をご提案します。

インプラント治療の流れ

1. 診断と治療計画

まず、CTやレントゲンなどによる十分な診断を行い、治療の計画についてのご説明をいたします。
インプラントをどう入れるかを綿密に調査・計画します。

2.インプラント手術

歯が抜けた所へサージカルガイド(どの角度でどの深さで入れるか)というマウスピースを使いインプラントを埋入(まいにゅう)していきます。
埋入後、あごの骨にしっかりと固定されるまで3~6ヶ月待ちます。

3.うわ物(人工の歯)を付ける

インプラントによるしっかりした土台ができたら、人工の歯を上にかぶせます。

4.完了

治療後はアフターケアとして正しいブラッシングを行い、歯科医の指示に従い定期検診を受けてください。

インプラント Q&A

インプラントは「怖い」というイメージが先行しがちですが、いいところ悪いところ知ることで、治療の選択肢が広がります。
患者さんから質問されることをまとめました。

Q.インプラントの素材は何ですか?

A.チタンで出来ていて、骨とよくなじむ表面処理を施しています。
チタンはアレルギーを引き起こす確率は非常に低いです。

Q.治療費は?

A.インプラントを入れる本数や被せ物の素材で変わってきます。
ご説明いたしますので、分からないところは遠慮せずにドシドシ質問してください。
※インプラントは医療費控除対象となります。

Q.インプラントは誰でも受けられますか?

A.年齢の上限はありません。ただし、アゴの骨の状態が治療を左右します。
他の病気や健康状態によっても受けられない場合がありますので、詳しく診査診断し相談しましょう。

Q.治療期間はどのくらいですか? その間の歯は抜けた状態ですか?

A.おおよそインプラント体が周囲の骨になじみ、人工の歯をかぶせるまでに約3~6ヶ月かかります。
治療中は仮の歯や仮の入れ歯を入れます。