子供の歯の治療

「自分の子供の歯を守りたい」
親御さんがそう思うように、当院も同じように考えます。
「どんな風に治療するのかしら?」
知っていただくことで歯医者さんへの不安が減ったら嬉しいです。

治療の手順はどうするの?

1.診査・診断、レントゲン撮影をする

まず、お口の中を診て、必要であればレントゲンを撮り、治療計画を立てます。
歯科医師だけが分かって治療を進めるのではなく、お子さんも親御さんにもどういう状態でどういう風に治療を進めるのかを共有します。
進め方を知ることで、歯医者さん=怖いというイメージが少しでも無くなれば幸いです。
そして何よりも、スムーズに治療を進める為にお子さんとのコミュニケーションと信頼関係を大切にしております。

2.治療スタート

世の中には歯医者さんが怖くて治療に行けない大人がいっぱいいます。
そうならないように優しく治療を進めます。
初めての治療のお子さんには、いきなり治療をするのでは無く、歯医者さんで使う道具の説明を分かりやすく楽しみながらします。
治療ができることを確認してから、無理のないペースで治療を進めていきます。
治療後は、治療内容や注意事項を親御さんにご説明をします。

3.メンテナンスのための「歯医者さん通い」

治療、よく頑張りました!
歯医者さんは治療する場所から虫歯にならないために通う場所になります。
虫歯にならないための歯みがき指導や、フッ素塗布、おやつのとり方、歯並びのチェック等をメインテナンス時にやっていきます。約4ヶ月に1度のメインテナンスになります。
開院して20年以上たちますので、赤ちゃんからずっと通っていて大人になった現在も、メインテナンスにいらしてる患者様もいます。中には、幼稚園児だった子が、お母さんになってお子さんと治療にいらっしゃる患者様もおります。
かかりつけ医として、お子さんの成長を見守られることはとても嬉しく感じております。

さとう歯科クリニックからの虫歯予防の提案 4つ

1.フッ素塗布

フッ素は、歯を強くする物質です。
フッ素を塗ることで、歯の表面のエナメル質の構造が変わり虫歯予防になります。
また、再石灰化を促し、虫歯菌が産生する酸を抑えます。

2.シーラント

シーラントは、虫歯になりやすい臼歯の溝にレジン(白い材料)を詰めて虫歯になりづらくする処置です。

3.生活習慣のご提案

お子さんは甘いものが大好きです、虫歯予防のために食べてはダメなのではなく、食べ方に気を付けることが虫歯予防になります。

A)食べる時間を決める
口に中にしょっちゅう甘い物が入っていると、口の中が「酸性」のままになり歯が溶けだします。
(普段の口の中は中性です)
唾液(だえき)の成分が酸を中和するので、食べる時間を決めてメリハリをつけることが大事です。

B)甘いものを食べ過ぎない
甘いものを大量に食べると口の中が酸性になります。
その量をコントロールすることが大事になります。
おやつの種類も大切です。歯にベタベタと残りやすいチョコレートやキャラメル、長い時間甘いものを口に含むアメなどは、虫歯リスクが高いおやつです。
おやつのとり方、ご指導いたします。

C)正しく歯磨きを行う
子供のころから正しく歯磨きが出来れば、虫歯を予防でき、大人になって歯周病リスクを下げることができます。健康な歯は一生の財産です。
当院スタッフがチェック&指導いたしますので遠慮なくお申し出ください。

D)よく噛んで食べる
よく噛むと、口の中を中性にする唾液がいっぱい出るうえに、刺激により顎の骨の成長を促します。

噛む事の効用がよくわかる「ひみこの歯がいーぜ」をぜひご参照ください。

出典:8020推進財団ホームページ

4.生活習慣のご提案

当院に歯の検診に来ている患者さんが多くいらっしゃいます。
当院は居心地のいい歯医者さんを目指しております。
顔見知りの仲になり、お話も弾みます。
また、歯磨きについて分からない事や心配な事、いつでもご相談ください。

あなたのお困りごとは何ですか?